世田谷区は、2050年までの二酸化炭素排出量実質ゼロを目指し、新たな計画のもと歩みを進めています。その達成のカギを握るのが、私たちの日常である「家庭」です。
UCHIKARA (うちから) は、世田谷区の家庭の脱炭素化を推進するプロジェクトです。その名には、「自分(うち)から」、そして「家(うち)から」はじめるという、一人ひとりの主体的なアクションへの願いを込めました。
行政・区民・民間企業等が手を取り合い、エネルギーを賢く使うことで、地球環境だけでなく家計や住み心地も良くしていく。一人ひとりの「うち」から始まる小さなアクションを、持続可能な未来へとつなげていきます。
近年、以前に比べて「夏の暑さが厳しい」「雨の降り方が怖い」と感じることはありませんか? その肌感覚は、決して気のせいではありません。気象データを見ても、日本の気候は確かに変わり始めています。
※出典:“図解でわかる!環境問題 加速する気候変動 私たちの未来のために今できること”(環境省)参考
こうした気候変動の大きな要因となっているのが、「地球温暖化」です。 私たちの生活や経済活動によって排出されるCO₂(二酸化炭素)などの「温室効果ガス」が増えすぎた結果、地球の熱が宇宙に逃げにくくなり、気温が上昇しています。気温が上がると、大気中の水蒸気量が増えるため、豪雨のリスクも高まってしまうのです。
では、そのCO₂はどこから出ているのでしょうか? 実は、多くの人が暮らす世田谷区においては、区内から排出されるCO₂の半分以上(51%)が、私たちの「家庭」から排出されています。
工場などの産業部門が少ない世田谷区だからこそ、私たち一人ひとりが家庭でのエネルギーの使い方を見直すだけで、まち全体のCO₂排出量を大きく減らすことができるのです。
地球規模の課題を、もっと身近な暮らしの中から解決していくために。 行政・区民・民間企業等が、それぞれの垣根を越えて手を取り合い、家庭部門の脱炭素化を目指す。
そのための合言葉として、「自分(うち)から」、そして「家(うち)から」始めるプロジェクト、「UCHIKARA」が始まりました。