気候変動の対策というと、大きな工場や会社がすることだと思うかもしれません。
でも、世田谷区では、家での行動にも大きな意味があります。
世田谷区は多くの人が暮らすまちで、区内で出るCO2の半分以上が家庭から生まれています。
省エネや再生可能エネルギーへの切り替えなど、家庭での工夫でCO2はまだまだ減らしていけます。 それだけ、家庭での工夫がCO2を減らす大きな力になるということです。
世田谷区では、地球環境を守るため、
「UCHIKARA」という取り組みを行っています。
このページでは地球環境を考えるヒントがたくさんあります。
環境について楽しく学んでみよう!
地球の未来をよくしていくために、世田谷区のみんなで取り組む新しいプロジェクト、それが「UCHIKARA」です!
世田谷区は、二酸化炭素(CO2)という地球を熱くしてしまうガスを、2050年までに「実質ゼロ」にするという大きな目標に向かってがんばっています。その達成のカギをにぎるのが、わたしたちの日常である「家庭」です。
区に住むみんな、お店や会社、そして区役所が手を取り合い、エネルギーをかしこく使うことで、地球の環境だけでなく、みんなの暮らしももっと良くなっていきます。
一人ひとりの「うち」から始まる小さなアクションを、未来へとつなげていきましょう!
「UCHIKARA」の名前には、3つの「うち」が込められています。
自分の家から・自分や家族から・自分の内がわから。
まずは「うち」のこととして、考えてみる・選んでみる・行動してみる。そのひとつひとつが、地球の未来につながっていきます!


テレビや学校で、「地球温暖化」という言葉を聞いたことはありますか?一言でいうと、地球の気温がだんだんと高くなって、地球全体が「熱を出している」ような状態のことです。 このまま熱が上がり続けると、自然災害が増えたり、動物たちが今までの場所で生きていけなくなったりしてしまいます。
地球のまわりには、「温室効果ガス」という二酸化炭素(CO2)などのガスがあって、これが「見えない毛布」のように地球を包んでくれています。
この毛布があるおかげで、地球は冷えすぎず、私たちが生きるのにちょうどいい温度になっているのです。
でも、人間が電気を使ったり、車に乗ったりするために「石炭」や「石油」を燃やすことで、二酸化炭素がどんどん空気中に増えてしまいます。
その結果、温室効果ガスが増えすぎて、宇宙に熱が逃げなくなり、地球の温度がどんどん上がってしまうのです。これが地球温暖化のしくみです。
地球が熱を出し続けると、天気のバランスが崩れてしまいます。
例えば、世田谷区でも、2019年の台風19号のときに多摩川の近くで水があふれる「浸水被害」がおきました。
また、最近の夏はすごく暑くて、「熱中症警戒アラート」が出て学校の外で遊べなかったり、プールが中止になったりすることが増えています。
これも、地球温暖化の影響の一つだと言われています。
2025年に東京で、最高気温が35℃以上になる「猛暑日」が何日あったでしょうか?
正解 3. 約30日(実際は29日)
「え、1か月近くも?」と驚いた人もいるかもしれません。2025年の東京では29日間も猛暑日を記録し、1875年に統計を始めてから150年間でもっとも多い年になりました。
1970年代には、猛暑日は年間数日程度でした。それが今では約30日——昔と比べると、大きく増えているのです。
学校の外で遊べなかったり、プールが中止になったりすることが増えているのは、こうした変化と関係しています。このまま温暖化が進むと、猛暑日はさらに増えると予測されています。
(出典:日本気象協会 tenki.jp「東京都心 歴代最多と月間最多をさらに更新」2025年9月8日)
気候変動の対策というと、大きな工場や会社がすることだと思うかもしれません。
でも、世田谷区では、家での行動にも大きな意味があります。
世田谷区は多くの人が暮らすまちで、区内で出るCO2の半分以上が家庭から生まれています。
省エネや再生可能エネルギーへの切り替えなど、家庭での工夫でCO2はまだまだ減らしていけます。 それだけ、家庭での工夫がCO2を減らす大きな力になるということです。
省エネをしたり、家電を見直したり、再生可能エネルギーを選んだりすることは、CO2を減らすだけでなく、光熱費の負担を抑え、毎日の暮らしをより快適で安心なものにしていくことにもつながります。
おうちの中で一番たくさんの電気を使っているのは、「エアコン」と「冷蔵庫」です。 エアコンはお部屋の空気を暖めたり冷やしたりするのに、とても大きなパワーが必要になります。 冷蔵庫は24時間ずっと食べ物を冷やし続けています。
夏の暑さや冬の寒さは「窓」から出入りします。 エアコンを使うときは、カーテンを閉めて熱をブロックしましょう! また、月に1回、エアコンの「フィルター」にホコリがないかチェックすることも大切です。
家の熱の出入りが一番多いのは「窓」です。 カーテンを閉めるだけで、手軽な断熱対策になります。 また、フィルターが目詰まりしていると、約25%もムダな電気代がかかってしまいます。
「麦茶か牛乳かジュースか・・・どれ飲もうかな~」とドアを開けっぱなしにするのはNGです。 開ける前に取り出すものを決めて、10秒以内にサッと閉めましょう。 また、中身を詰め込まず、少しすき間を空けておくと冷えやすくなります。
ドアを開ける時間を減らし、中身を「パンパン」から「半分」にするだけで年間数千円の節電になります。
体を洗うときはシャワーをしっかり止めましょう。 そして、お湯が冷める前に家族みんなで続けてお風呂に入ると、さらに効果的です。
家庭のエネルギー消費の約3割が「給湯」です。 シャワーを1日たった1分短縮するだけで、ガス・水道代合わせて年間3,000円以上の節約に。家族が間隔を空けずに入浴するだけで、不要な追いだきを防ぐことができ、我慢せずに年間数千円〜1万円近くが浮く、コストパフォーマンスの高いアクションです。
おうちのCO2を大きく減らすためには、大人だからこそできるアクションがあります。 ここから先は、おうちの人に「こんな方法もあるみたいだよ!」と教えてみましょう。
あなたのおうちではどれができそうか、大人と一緒にチェックしてみましょう。
おうちで使っている電気を、CO2を出さない「再生可能エネルギー」に変えることができます。 スマホやパソコンから簡単に手続きできるサービスもあります。
もし、おうちの冷蔵庫やエアコンが「10年以上前の古いもの」だったら、新しいものにするだけで使う電気がグンと減ります。 買い替えるチャンスがあったら、「省エネのものを選んでほしい」と伝えてみましょう。
おうちの窓を"暖かさや涼しさが逃げにくい窓"に変えたり、屋根に太陽光パネルをつけて電気を作ったり、電気で走る車(EV)に乗ったり……。
もしこれから先、おうちの人が「家を直そうかな」「引っ越そうかな」「車を買い替えようかな」と話しているのを聞いたら、「地球にやさしい選び方もあるよ!」と伝えてみましょう。
再エネ電力プランへの切り替えは、工事不要、ネットで手続きが完了する、手軽に始められる選択です。 生活スタイルに合ったメニューを選ぶことで、電気代を抑えられる可能性も。
それ以外にも、家庭での選択肢はいくつかあります。 自治体等の補助制度を活用できる場合もあります。
再生可能エネルギーは、太陽の光、風の力、川の流れなど、「使ってもなくならない、自然の力」を使って電気を作る、地球にやさしいエネルギーのことです。
世田谷区には、100万人近い人が住んでいて、たくさんのエネルギーを使っています。 でも、大きな太陽光パネルや風車を置く広い場所がなかなかありません。 そこで世田谷区では、自然が豊かな他のまちと協力して、再生可能エネルギーを分けてもらっています。
例えば、川場村の使っていない木材、新潟県の温泉の熱、長野県にあるダムの水の流れ(水力)、そして青森県の太陽の光から作った電気を分けてもらっています。
神奈川県三浦市には、世田谷区がつくった「世田谷区みうら太陽光発電所」があります。 ここで太陽の光をたっぷり浴びて作られたクリーンな電気は、世田谷区内のバス停の明かりなどに使われています。
太陽の光は、地球にものすごい量のエネルギーを届けています。 もし、地球に降り注ぐ太陽のエネルギーを「たった1時間だけ」すべて集めて電気にできたとしたら、世界中の人が使う電気のどれくらいをまかなえるでしょうか?
正解 3. 約1年分
実は、たった1時間分の太陽のエネルギーで、世界中の人が1年間に使うエネルギーをまかなえるほどのパワーがあると言われています。 これをうまく集めることができれば、エネルギー不足の心配がなくなるほど、太陽の力は絶大です。
もっと知りたいあなたへ
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